九州には何度も旅行しているのですが、福岡から下関へは、訪れたことがありませんでした。巡る手段ができたので、今後も九州の北部を巡っていきたいと思っています。まずは、関門海峡の紹介をしていきます。
11月中旬に、北九州から下関へ、そして志賀島へと、3泊4日で巡りました。北九州を訪れたのは、長男がそこに住んでいるので、合流して、車を出してもらって巡りました。今回は、小倉から門司へ、下関で一泊してから、海の中道を通って、宿まで送ってもらいました。
大きな街の中を、自分で運転するのは苦手なのですが、長男は苦も無く、はじめてのところでも、ナビを参考に、快調に進みました。土、日曜日で交通量が大きかったのでしたが、安心して乗っていられました。
今回は、関門海峡について紹介していきましょう。関門海峡は、瀬戸内海と日本海をつなぐ海峡で、古くから海上交通の要衝となっています。関門海峡は不思議な地形をしていますが、地形の特徴から見ていきましょう。
海峡は南北に伸びており、南側が戸畑で日本海に、北側が山口県下関市で瀬戸内海につながっています。S字状に曲がっています。海峡全体が28kmものあるのに、幅が狭く、壇ノ浦と和布刈の間が最も狭くなっており、早鞆(はやとも)の瀬戸と呼ばれるところでは、幅が600mほどしかありません。水深が深く(最深部は47m)なっています。
また、日本海側(最大1.5m)と瀬戸内海側(3.8m)で、潮の干満の差が大きく、狭い海峡に、大量の海水が出入りすることになり、潮流が非常に速く(時速18.5km)なります。日本の三大急潮に数えられています。ちなにみ三大急潮の他の2つは、鳴門海峡、来島海峡です。いずれも訪れたことがあり、今回で制覇できました。
干満なので1日4回、潮の流れが変わります。関門海峡では激流となるので、交通の要衝でもありながら、日本有数の難所にもなっています。
現在の関門海峡は、かつては、大瀬戸(おおせと)と呼ばれていました。かつては、小瀬戸(こせと)呼ばれる海峡もありました。下関の現在の関門海峡の北側に、狭い海峡がありました。海峡があったため、本州側と切り離された彦島がありました。以前は、水路として使われていました。潮流が激しく、水路がも狭いため、現在では下関漁港閘門(こうもん)ができて、締め切られています。ただし、水門で水位を調整して、小型船は航行できるようになっています。
関門海峡の現在の地形の特徴を示しました。このような不思議な地形をしているのは、地質学的の形成過程も背景にはあります。それは次回としましょう。
下関では、フグを食べました。長男は食べたことがないとのことなので、フグサシやフグの唐揚げなどをご馳走しました。満足していたので、よかったです。来年も北九州を訪れたいと考えています。
・唐戸市場・
宿泊した翌日は、長男のすすめで、
唐戸市場を訪れました。
市場には興味がなかったのですが
長男が進めるので見にいきました。
昼には早い午前中でしたが、
多くの観光客が、道端で食事をしていました。
中を覗いてみて、その意味がわかりました。
海産物の土産物や、寿司を中心に
すぐに食べられる食品を売る店が
大量に並んでいました。
それを目当てに、観光客でごった返していました。
そのすごさに圧倒されました。
そこで買った食品を外で食べていたのでした。
長男の勧め意味が理解できました。
長男も一貫だけ食べたいというので
妻もいっしょに大トロの握りを買いました。
私は、朝食をとったすぐあとなので、
見ているだけにしました。
・海響館・
市立しものせきの水族館を訪れました。
土曜日のこともあり、
多くの人が見にてきました。
フグの展示が充実していました。
淡水のフグやクサフグの産卵など
珍しい展示がありました。
マンボウの展示もあったので
不思議に思ったのですが、
驚いたことに、マンボウも
フグ目に属するとのことのです。
独特の歯や腹びれがないなど
共通する特徴がある
などの説明があり納得しました。