夏の知床にいきました。今回は、羅臼の海でシャチをみるためのクルージングに参加することが目的でした。妻の希望でしたが、非常に満足できる結果となりました。
先週、4泊5日の旅に出ました。今回も妻のリクエストを入れてあります。妻が大好きなシャチを見ることです。知床半島の東側にある国後島との間にある根室海峡には春から夏にかえてシャチが多数群れているを見ることができます。羅臼の港から、クルージングでチャチの見学ができます。一番見やすいといわれている時期に出かけることにしました。中型で小回りが効き、船足が一番速い船でのクルージングにしまた。午後の便を申し込んでいました。あとは当日の天気とシャチ次第でした。
当日、快晴の上、海の凪の状態で、絶好のコンディションでした。予約者が集まり次第出発するこのことでしたが、予定より30分速く出港することができました。何度も同船されているアマチュアカメラが2名おられ、午前中にも間近でたくさん見れたとのことで期待できました。
他の船より1時間近く出港し、スピードも早かったので、すぐにシャチの群れが見つかり、接近することができました。船の周りを10頭以上の群れがいました。船の下をくぐり抜けたり、間近で見ることができました。他の船が来る頃には、もうたっぷりと観察をすることができました。
写真もたくさん撮影しましたが、妻のカメラでも私のでも、大接近したシャチや、シャチの大群、知床連山を背景にしたシャチなどが、きれいに撮れていました。満足できる成果となりました。下船後は、羅臼で妻のお気に入りのシャチグッズの専門店にいきました。今回も妻はシャチの土産を買っていました。
本来なら羅臼に宿泊するのが、地の利として一番いいのですが、知床ではウトロに定宿にしているホテルがあります。そこには、妻の大好きなエゾモモンガの写真をとるアマチュアカメラマンが働いていて、写真がホテルに展示されています。昨年本人から大きなパネルの写真をお願いして購入していました。しかし、残念ながら、今年はやめられたそうです。もう新しいエゾモモンガの写真は増えそうにありません。
クルージング中には羅臼から沖に向かうので、国後島に向かっていくことになります。GPSの軌跡を見ると、沖に7、8km程度しか出ていないので、国境を越えることはないのですが、国後を間近に見ることができました。知床のポピュラーな観光地には出かけませんでしたが、満足のできる知床の旅となりました。
・混雑・
今回は、4泊したのですが、
どのホテルも満室に近く驚きました。
春の花の最盛期は過ぎて、
夏の花としても少々早めでした。
端境期になり観光客も少ないと思っていたのですが、
修学旅行と外国のツアー客が多い時期のようで
いずこのホテルも満室に近かったです。
ホテルも観光地も人の多さは、
避けることができませんでした。
マイナーなところや時間をずらして
行動するようにしていました。
比較的混雑は避けることはできました。
時間がたっぷり取れる旅だから
できたことでしょうね。
・鳴き砂・
知床に向かう途中にいつも寄る
小清水原生花園にいきました。
天気はよく、暑い日でした。
花はエゾスカシユリ、エゾキスゲくらいだけが
かろうじて咲いていました。
鳴き砂の海岸を歩いてみたのですが、
やはり鳴りませんでした。
ガイドの人がいたので聞いたら
かなりきれいに洗ったら鳴るとのことでした。
海の汚れのせいだと言っていました。
どこの海でも起こっている汚染です。