かつての分類は、形態などの目に見える特徴で分類されてきました。RNAなどを用いた遺伝子レベルの分類は、分析データでの類似性や差異から、分類していきます。微小な生物にも適用できる分類法となりました。
RNAによると、古細菌(Archaea)は、細菌(Bacteria)と真核生物(Eukarya)より、かなり異なっていることがわかり、それぞれがドメインとされました。3つのドメインのうち、古細菌と細菌がモネラ界に入っていました。これは、真核生物内で見られる違いより、古細菌と細菌が大きことがわかってきました。これまでの目に見える違いによる分類とは、明らかに異なったレベルの分解能をもった分類体系となっていきました。もちろん、私たちヒトは、真核生物ドメインに属することになります。
分類された生物がどのように分岐してきたかを考えることは、生物の進化過程と大きく関わっていました。もっとも大きな分類体系となるドメインが、どのような順に分岐(分岐分類学)してきたかは、最初の生命(共通祖先と呼ばれています)から、どう進化してきたかに直結していきます。
古細菌ドメインが、分岐において重要な鍵を握っていることがわかってきました。これまでは、共通祖先から、まず細菌が分岐し、その後古細菌と真核生物が分岐したと考えられていました。つまり、古細菌と真核生物は、細菌よりあとに分岐、進化したという考えです。
ところが、新しい技術である環境DNA解析(eDNA解析、メタゲノム解析とも呼ばれます)技術の発展により、新しいタイプの古細菌が多数見つかってきました。環境DNAとは、環境(海水、土壌、河川水、大気など)に散らばっている多様な生物のDNAだけを調べる方法です。環境から採取した試料から、フォルターや薬品でDNAだけを回収していきます。そのDNAから、特定の遺伝子をもった部分を選んで、増殖させていきます(PCR装置)。それを解析装置(次世代シーケンサー)で配列を読み取ります。読み取った膨大なDNAデータは、コンピュータでデータベースと照合作業をしながら、生物種を特定していきます。環境DNA解析のが可能になった背景には、このような分析装置とコンピュータの発展がありました。そのおかげで、簡便に迅速できるようになってきました。
2015年以降、環境DNA解析で、これまで知られていなかった地域から、新種らしき古細菌が多数発見されました。
そのうち、新しいタイプの古細菌を、まとめてアスガルド古細菌(Asgard archaea アスガルド上門)と呼ばれるものが区分されました。アスガルド古細菌が区分されたのは、古細菌なのに、真核生物の特徴と考えられていた固有のタンパク質(Eukaryotic Signature Proteins、ESPsと略されています)を多数含んでいました。そこから、アスガルド古細菌から真核生物が分岐したのではないと考えられるようになりました。
これは、真核生物が古細菌の一部、つまり古細菌は真核生物をも含むような多様性がある可能性がでてきました。そこから、2ドメイン説が提唱されるようになってきました。その詳細は次回としましょう。
・台風と地震と・
九州は本州では、2つの台風が
相次いで通過したため、
場所によっては激しい風雨で
被害もあったようです。
大きな地震もありました。
被害に合われた方、お見舞い申し上げます。
北海道は、台風ではないのですが、
低気圧が連続して通過していったため、
雨が続きました。
そのため、涼しい日が続いています。
6月を通じて、涼しかったです。
エアコンは、今もカバーがかかって
まだ一度も使うこともなく、休眠中です。
でも、7月になったばかりです。
これから暑い日がくるのでしょうね。
・市営プール・
いよいよ7月になりました。
通っている市営プールでは、
市内の小学校で、プールがないところが2つあり
水泳学習を市営プールで実施します。
その日は、一般解放がなくなります。
6月中旬から7月中旬まで
市営プールは週に2回休みとなります。
体調が許し、所用がない限り
平日は毎日でかけるようにしています。
それでも、平均すると3、4日程度になります。
そこに週2日いけなくなると
ますますいけなくなりそうですね。
まあ、夏はしかたがありません。