昨年の11月に続き、5月にも北九州にいきました。3泊4日ですが、北九州の小倉と志賀島、そして博多を巡りました。まずは、長男から景色がいいと聞いていた、平尾台のカルデラをを巡りました。
ゴールデンウィーク明けに、九州を訪れました。幸い、千歳から福岡へな直行便があるので、一気にいけるので助かります。今回も長男に、一日、車を出してもらって、北九州を巡りました。今回は、小倉周辺の平尾台(ひらおだい)カルストにでかけたので、紹介してきましょう。
平尾台カルストは、小倉の真南の山地に、大きな石灰岩が分布しています。日本三大カルストのひとつに数えられています。日本の三大カルストは、山口の秋吉台、愛媛と高知にまたがる四国カルスト、そして福岡県の平尾台になります。前の2個所は、何度か訪れたことがあるのですが、今回はじめて、平尾台カルストを訪れることができました。これで、やっと3つすべてのカルストを訪れたことになります。
平尾台は、大規模なカルスト台地で、国の天然記念物にも指定されており、国定公園や県立自然公園にもなっています。侵食により、石灰岩地帯固有の景観やカルスト地形をみることができます。カルスト固有の尖ったピナクル状の風化面や、羊の群れのように見える地域(羊群原 ようぐんばる)あります。ドリーネと呼ばれる大小のすり鉢状のくぼ地や穴もあり、鍾乳洞も多数見つかっており、入ることもできます。
平尾台の石灰岩は、約3億6000万年前〜2億5000万年前(石炭紀〜ペルム紀)に形成されたものです。南の暖かい海の海洋島の周囲にできたサンゴ礁や有孔虫などの遺骸が起源になっています。石灰岩をともった海洋島が、海洋プレートと一緒に移動して、アジア大陸の縁にまでたどり着きます。海洋プレートは海溝で沈み込むのですが、石灰岩は陸側に削ぎ取られていきました(付加といいます)。平尾台の石灰岩は、時代的にも秋吉台も同じころできました。四国カルストのでき方は同じですが、より新しい付加体となっています。
約9000万年前(白亜紀)、平尾台の石灰岩に、花崗岩質マグマ(角閃石黒雲母花商岩マグマ)の貫入しました。花崗岩は、現在では、石灰岩台地の北東側に残っています。花崗岩のすぐ近くでは、石灰岩が変成作用を受けており、結晶質石灰岩に変化しています。時には、鉱床帯(スカルン)ができているとこもあります。平尾台カルストの石灰岩全体も、熱変成を受けて石灰岩が再結晶して、大理石となっています。そのため、あったはずの化石も消えていしまっています。
平尾台カルデアは、きれいな景観や名勝として、保護されています。そしてカルスト特有の自然と保つために、例年2月中旬には野焼きがおこなわれています。ところが、西側では大規模に石灰岩が採掘がされています。石灰岩は、セメントの材料にもなるので、日本で数少ない自給できる資源です。ですから、露天掘りできる石灰岩は、重要な資源となります。平尾台も採掘されています。
いずれも、平尾台の現在の姿です。平尾台には、開発、発展と保存、保護が接していました。
・施設・
カルストに至るまでの道は狭く
険しかったのですが、
カルスト台地の上まで登れば、
素晴らしい展望が開けます。
平尾台には、自然観察センターがありました。
カルストや自然の生い立ちが紹介されていました。
休息を兼ねて映像をたくさんみました。
ソラランド平尾台という施設もありました。
展望もすばらしいのですが
野外で子ども向けの施設やステージ
売店や体験教室などの施設も充実していました。
日曜日だったので、多くの家族連れが訪れていました。
この施設が入場料が無料なので驚きました。
・一席・
長男が月曜日に休みが取れれば、
日曜日に宿泊できればよかったのですが、
外せない用事がありました。
一日だけの動向となりました。
車を運転させるだけでは大変なので、
土曜日の夜に、夕食を一緒にとりました。
翌日の運転があるので、2軒めぐりましたが、
あまり飲まないようにしました。
楽しい時間となりました。
春はいろいろと仕事が忙しそうなので、
次回は秋にしようと話していました。