2026年5月21日木曜日

5_226 太陽系の移動 6:障壁の突破

 天の川銀河には、棒状構造があることがわかってきました。その形成時期や運動の様子もわかってきました。太陽系が、銀河の内側でできて、外側に移動してきたこともわかってきました。


 太陽系近隣に多数ある太陽双子星のスペクトの特徴と年齢から、種族Iに区分されました。種族Iの星とは、金属量が多く(1~3%)、世代を重ねた場で形成された若い(数10億歳以下)恒星で、銀河のディスク(円盤)や渦状腕に多く見つかります。種族Iの星は、銀河の内側(中心から1万6000光年)に多く存在しています。
 太陽双子星のような種族Iの恒星は、天の川銀河では、現在の位置よりもっと内側で誕生していたようです。ですから、太陽双子星たちは、銀河の内側から、外側へ移動してきたのではないかと考えられました。もし同時期にできた恒星が、銀河内を外にむかって移動してきたとすれば、銀河全体になんらかの仕組みが働いていたことになります。
 別の研究で、天の川銀河の中心付近に棒状構造できる時には、その周辺では星の形成が活発化していき、できた星が効率的に外側に移動する可能性が指摘されていました。もし天の川銀河の中心付近の1万6000光年の辺りでできた恒星たちが移動したとすると、現在の2万7000光年まで、1万光年も距離を移動しなければなりません。
 これまで、そのような移動は困難だとされていました。なぜなら、共回転バリアがあるためだと考えられていました。共回転バリアとは、銀河の棒状構造の回転と恒星の公転の速度が一致する半径のところ(共回転半径)に、星の移動を妨げる障壁ができるという効果のことで、それが働くためでした。いったん棒状構造ができてしまうと、共回転バリアが生じるため、星が内側から外に移動することができなくなります。
 そうなると棒状構造ができた時期と恒星が移動した時期が重要になります。棒状構造ができた時期は、いろいろ議論されてきましたが、これまで80億年前以前だという説が主流となっていました。もしそうなら、80億年前にできた恒星の年齢のピークができているはずです。ところが、今回の論文では、40~60億年前の太陽双子星があることが明らかにされてきたました。棒状構造の形成時期とは一致していません。
 もし、天の川銀河の棒状構造が60~70億年前できたとしたら、その周辺には40~60億年前に多数の恒星が形成されたと考えられます。棒状構造の形成とともに、銀河の内側で多数の太陽双子星も誕生し、すみやかに大移動してきたと考えればよさそうです。
 ただし、そうなると、太陽双子星は、銀河の中を高速で移動してきたことになります。本当でしょうか。他の証拠はあるのでしょうか。さらなる探求が必要でしょう。
 もっとも身近な天の川銀河の様子も少しずつ明らかになり、いろいろな事件が起こっていたことも新たに明らかになってきました。でも、まだまだわからないことも多そうです。

・福岡の訪問・
先週、旅行で福岡を訪れました。
北九州市を中心に、博多も少し見て回りました。
ただし、体力が落ちているので、
無理はできず、少しずつ見て回ることになります。
まだまだ見残したところがありますので
北九州に長男がいるので、
これからも、案内してもらえるチャンスはあります。

・Quality of Life・
最近、医者に掛かる機会が多くなってきました。
一時的なものもありますが、
加齢による衰えは、今後一生、
飲み続けていかえればならない薬も
いく種類もあります。
外科手術ので対処できる症状もあるので、
おいおい検討していこうと考えています。
Quality of Lifeを考えると、
常用薬より、手術による根治が望ましいでしょう。
医者と相談しながら検討していきます。